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PowerPoint ファイルサイズの縮小・圧縮

PowerPoint(パワーポイント)のファイルサイズを小さくする方法をまとめました。




※各設定を行う前にバックアップとして、元ファイルをコピーしておく事をおすすめします。

「画像の最適化」と「トリミングデータの削除」

一番多く挙げられる例は、図の最適化です。
その1つは解像度を下げる。2つめは、トリミングを行った際に残る復元用データを削除する方法です。プレゼンテーション容量の多くを占めるこれらを消す事で、ファイル全体のサイズをだいぶ抑える事ができます。

※解像度は、画質に影響する為、資料の用途に応じた解像度を選択しましょう。

PowerPoint図の圧縮ダイアログ

図を選択した状態で、[図ツール]の[書式]タブ→[図の圧縮]ボタンをクリックし、ダイアログボックスを起動します。
プレゼンテーション内全部の図を最適化する際は、未チェックに。
[図のトリミング部分を削除する]にチェックを入れます。
[解像度の選択]で、目的のプレゼンテーションに合わせた解像度を選択します。
[OK]ボタンで完了です。
実際の操作画面については「図・画像の圧縮」で紹介しています。

復元(編集)データを破棄する

トリミング含め、図になんらかの変更を加えた場合 (アート効果や、コントラスト・明るさ)など。これらも復元用データが蓄積されていきます。

PowerPointのヘルプメニュー

[ファイル]タブを開きます。
[ヘルプ]の[オプション]をクリックします

PowerPointオプションダイアログ

PowerPointオプションダイアログボックスの左側で[詳細設定]を選び、
[イメージのサイズと画質] で[復元用の編集データを破棄する]にチェックを入れます。
[OK]ボタンで完了です。

ファイルの高速保存を無効にする

これはoffice2003以前のバージョンに効果のある設定です。マイクロソフト公式によると[高速保存]は、保存するデータ精査をしない為、不要データが蓄積されやすいとの事。ですのでこれも無効にしておくとよいでしょう。

PowerPoint高速保存の解除

[ツール]メニューから[オプション]をクリック。
[オプション]ダイアログボックスで[保存]タブを開きます。
[高速保存]のチェックを外します。
[OK]ボタンで完了です。

「名前を付けて保存」をしてみる

保存の度に不要データが蓄積されている為なのか、単純に別名で保存し直しただけでファイルサイズが縮小された。という話も良く聞きます。

・[ファイル]メニュー→[名前を付けて保存]で、今まで紹介した設定後に試してみるのもいいかもしれません。
※同じ名前で上書きではなく、新しい別の名前で試してみてください。