パワーポイントで図・画像を圧縮する « PowerPoint・パワーポイントの使い方

パワーポイントで図・画像を圧縮する

頑張って作ったデータをいざメールしようと思ったら容量が大きすぎて送れない…。そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。ここでは挿入した写真などの画像を最適化する事で、全体のファイルサイズを縮小させる方法を紹介します。




図の解像度を圧縮・縮小する(最適化)

これはExcel(エクセル)やWord(ワード)でも共通で使える機能です。
PowerPoint、エクセル、ワードで写真データの圧縮

図や画像を扱う事の多いPowerPoint(パワーポイント)では気付かないうちに大変なファイルサイズになっている場合があります。例として挙げた上の場合は変更前が697KB。この程度なら気にするサイズではありませんが、実際にどのくらい変わるのか縮小してみたいと思います。

PowerPointの図ツールから

まずは図を選択した状態で、[図ツール]の[書式]タブをクリック。
次に[図の圧縮]ボタンをクリックします。
バージョン違いなどによりボタンが見つからない場合は、
1.[名前を付けて保存]をクリック。
2.保存ダイアログボックスの[ツール]を押し、[画像の圧縮]を選択すれば設定画面へ進めます。

パワーポイント・エクセル・ワードの画像の圧縮ダイアログボックス

ここで、ダイアログボックスが表示されます。
選択中の画像だけ適用する場合は、[この画像だけに適用する]にチェック。
プレゼンテーション内全部に適用させる際は未チェックにします。
トリミングをしていて、切り取った部分の復元用データが不要な場合は、[図のトリミング部分を削除する]にチェックします。
[解像度の選択]で目的のプレゼンテーションに合わせた解像度を選択します。
[OK]ボタンを押して完了です。

パワーポイント、エクセル、ワードで圧縮前後の比較

例として規定の解像度220ppi(印刷用)から96ppi(メール用)まで落とした時のサイズ比較です。今回は697KBから317KBまで下がりました。

パワーポイントで圧縮後の比較

それぞれの写真を比べても肉眼ではそこまで気にならないレベルです。
※圧縮率や画質の劣化レベルは素材により異なるのでご注意ください。


尚、今回紹介した方法は全体のファイルサイズを小さくする手段のひとつです。さらに小さくしたい場合は「ファイルサイズを縮小する」をご参照ください。